8月24日(水)にアニメーション映画「この世界の片隅に」のすず役にのん(能年玲奈)さんが起用されることが発表されました。この作品に関する情報が追えていないので、8月24日(水)、25日(木)の情報をメモしています。
24日の出来事
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23日夜にフジテレビ「めざましテレビ」への出演が番組Twitterより告知
「めざましテレビ アクア」「めざましテレビ」で実際に放送されることは無かった。
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24日 早朝、JIJIPRESSによる動画ニュースなどでのん(能年玲奈)さんが「この世界の片隅に」の主人公 すず役を務めることが発表
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公式サイトなどでも発表
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のん(能年玲奈)さんのブログ・Instagramで報告
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日テレ「news every.」でのん(能年玲奈)さんのアフレコの様子やインタビューが取り上げられる
公式サイトなど
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映画「この世界の片隅に」公式サイト
新着情報にキャスト発表日までの映画に関する様々な情報が掲載されています。
- 『この世界の片隅に』11/12(土)公開(@konosekai_movie)さん | Twitter
原作「この世界の片隅に」について
漫画家こうの史代さんの太平洋戦争前後の広島・呉を舞台とした作品で「漫画アクション」にて2007年~2009年にかけて連載。第13回メディア芸術祭マンガ部門優秀賞などを受賞。単行本は上中下巻が発売中。kindleやkoboなど電子書籍版も発売されてます。
参考サイト
- こうの史代先生『この世界の片隅に』インタビュー 祝!劇場アニメ化正式決定!! なんと、クラウドファンディングサービスで国内史上最高額3622万円到達!? | このマンガがすごい!WEB
- 片渕須直監督による『この世界の片隅に』(原作:こうの史代)のアニメ映画化を応援 | クラウドファンディング – Makuake(マクアケ)
制作スタッフ
監督・脚本:片渕須直さん
「マイマイ新子と千年の魔法」で第14回文化庁メディア芸術祭の優秀賞。2013年NHK短編アニメ「花は咲く」で原作者こうの史代さんとコラボ。
アニメーション制作:MAPPA
丸山正雄氏が2011年6月に設立したスタジオ。「坂道のアポロン」「残響のテロル」などを手掛ける
プロデューサー:丸山正雄(MAPPA)、真木太郎(GENCO)
真木太郎氏が1997年に設立したアニメーション企画プロデュース会社。「のだめカンタービレ」「ソードアートオンライン」などを手掛ける
片渕須直監督による連載コラム
2012年8月より片渕須直監督による連載コラムで映画の製作過程などを随時執筆されているようです。2015年4月からは、株式会社MAPPA内のサイトに引き継がれています。とても読み応えがあります。
音楽
劇伴担当はシンガー・ソング・ライターのコトリンゴさん
主要キャスト
- すず:のんさん
- 周作(夫):細谷佳正さん
- 晴美(姪):稲葉菜月さん
- 径子(義姉):尾身美詞さん
- 哲(小学校の同級生):小野大輔さん
- すみ(妹):潘めぐみさん
- 円太郎(周作の父):牛山茂さん
- サン(周作の母):新谷真弓さん
- りん:岩井七世さん ※1
- 十郎(父):小山剛志さん ※2
- 澁谷天外さん(特別出演)
出演者の声
径子(義姉):尾身美詞さんのブログ記事
11月12日公開、映画「この世界の片隅で」声の出演情報|尾身美詞オフィシャルブログ「おみみのりのみのりある日々」Powered by Ameba
径子(義姉):尾身美詞さんのツイート クリックで開きます
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大好きな大好きな漫画「この世界の片隅に」主人公すずさんの義姉、径子さんの声を担当致しました。
— 尾身美詞 おみみのり (@minoringo_go) August 24, 2016
この作品に関われ、本当に本当に幸せです。
日本がずっとずっと平和でありますように。そして、71年前のことを忘れない国でありますように。 https://t.co/OqwNUErk35 -
11/12(土)全国公開!
— 尾身美詞 おみみのり (@minoringo_go) August 24, 2016
「この世界の片隅に」
原作:こうの史代
監督:片渕須直
本予告映像⇩https://t.co/Y6RjsnUB5u -
アメブロを更新しました。 『11月12日公開、映画「この世界の片隅で」声の出演情報』
— 尾身美詞 おみみのり (@minoringo_go) August 24, 2016
⇒ https://t.co/lX2qjTxM7w
りん:岩井七世さんのツイート クリックで開きます
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この映画に関われて本当に嬉しいです。よろしくお願いします。 https://t.co/Dd52yhGszi
— 岩井七世 (@iwainanase) August 24, 2016 -
「この世界の片隅に」声優で参加してます。「悲しくてやりきれない」もコトリンゴさんも大好きです感無量です。 https://t.co/jMmEy4gSNr
— 岩井七世 (@iwainanase) August 24, 2016
すみ(妹):潘めぐみさんのツイート クリックで開きます
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11/12公開【この世界の片隅に】https://t.co/UoCAzTqyVE
— 潘めぐみ(HAN MEGUMI) (@han_meg_han) August 24, 2016
のんさん演じる主人公・すずの妹
すみ役を演じさせて頂きました。#この世界の片隅に 言葉を紡げる幸せ。
広島の地に、呉に、想いを寄せて…https://t.co/6rKbHya1bZ
サン(周作の母):新谷真弓さんのツイート クリックで開きます
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やっと発表になりました!
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
『この世界の片隅に』主役すずさんの声にのんちゃん!!
そして私、新谷真弓も北條サン役と広島弁監修のお手伝いで参加させて頂いてます。
本当に本当に本当に嬉しいことです!!!!#この世界の片隅に -
なんだか胸がいっぱいになってしまって、うまく呟けるか分かりませんが
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
この世界の片隅に
について少し連投させて頂きます。#この世界の片隅に -
【1】そもそもこうのさん片渕監督の大ファンであるマネージャーから薦められ『この世界』の原作漫画を読み、映画製作過程をレポートするイベントを拝見し、私もすぐに作品の虜になりました。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
漫画の持つパワーも凄いですが、イベントで監督から語られる緻密な拘りと膨大な情報量に圧倒されました。 -
【2】あまりの感動に、その場で初対面の監督に「私広島出身なので、何かお役に立てることありましたら何でも言って下さい!」と図々しく申し出ちゃったりもしました笑。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
とは言え、その後、クラウドファンディングにも参加させて頂き、いちファンとして映画の完成を心待ちにしていたのですが… -
【3】ある日『この世界の片隅にアフレコに先駆け、ガイド用に全台詞を広島弁で録らせてほしい』とのオファーがきて、のんちゃんじゃないですが私も飛び上がりました。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
と同時に、責任重大すぎるお役目に冷や汗も笑。
収録前には広島在住の親族や戦争体験者の祖母に色々確認しながら準備しました。 -
【4】ただ、ひとつ不安だったのは呉弁について。すずさんは広島弁ですが、浦野家の人々などは厳密には呉弁で、広島弁とはちょっと違う表現が何度か出てくるのです。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
収録スタジオには呉出身の方含め広島の方が沢山いらしたので、監督とも相談しつつお客さまの見易さも考え、方言ルールを決めました。 -
【5】呉弁独特の言い回しやイントネーションを残すところは限定し、基本は広島弁統一で、どなたが見ても分かりやすく印象に残るよう、そして『この世界の片隅に』に合った、地に足がついて柔らかく、コミカルさも出せる広島弁を目指しました。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016 -
【6】監督から『今回ほしいのは方言ガイドなので、各人物の演じ分けや演技そのものより、イントネーションなどがはっきり分かるように』とお達しがあったので、なるべく淡々と、自然に広島弁を喋ることに集中しましたが、台本が良すぎるので芝居に熱くならないようにするのに苦労しました笑。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016 -
【7】と、ここまでが方言ガイド収録のお話。お役目とは言え、『この世界の片隅に』の全台詞を演じさせて頂いたことは一生の宝物、永野のりこ先生風に言うなら「オミヤゲ」です(о´∀`о)
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
長くなってきたので、アフレコ本編についてはまた夜にでも呟きます♪よかったらお付き合い下さいませ。 -
ものすごく重大な間違いを!広島弁なのはすずさんはじめ浦野家の人々で
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
呉弁なのが嫁ぎ先の北條家の人々でした!!訂正いたします。 https://t.co/YO8KL34Wou -
遅い時間になっちゃいましたが『この世界の片隅に』アフレコについてこのあとまた連投させて頂きますm(__)m
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
文章考えながらのんびり投稿になりますので、良かったら明日の朝にでもまとめて読んで頂けましたら笑。#この世界の片隅に -
【8】アニメ映画『この世界の片隅に』のアフレコは少しづつ、時間と回数をかけて本当に細かく丁寧に収録されました。初回は細谷さん牛山さんのみで私は立ち会えず、二回目の何人かご一緒のアフレコからサン役として参加させて頂きました。方言指導の方はちゃんといらっしゃるのですが
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016 -
【9】最初に監督からガイドの人と共演者さま方にご紹介頂いたこともあり、収録中は広島弁のイントネーションやニュアンスについてのご質問を私にも頂く流れが出来、その場でお答えアドバイスをさせて頂きました。結果『広島弁をリアルに自然にかつ台詞として操る難しさ』について考えることになります
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016 -
【10】要するに『広島弁』と『良い演技』を両立させることが難しい局面があり、そういう場合には演者さんに付き添い、細かく修正とヒアリングを重ねながら時間をかけて収録して頂きました。二回目のアフレコ終了後、お疲れの監督を捕まえて、今後もこういった『現場でのサポート』をさせて頂けないか
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016 -
【11】と、またも図々しく直談判したのでした笑。方言指導とは別に、演者の目線からイントネーションのチェックをし、柔軟に実践的にサポートする人間がこの作品には必要なのではないかと、憚りながら私も声優・演者として感じたのです。その後快諾を頂き、出来るだけアフレコに足を運びました。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016 -
【12】実力あるキャストさんばかりですし、少しのサポートで皆さん生き生きと広島弁を操って下さいました。中でも潘めぐみちゃんとは個人的に広島弁の特訓をしたりも。とても素敵なすみちゃん役です。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
何人かどうしてもアフレコに立ち会えなかった方は方言指導の栃野さんにご指導頂きました。 -
眠くなってきたので明日朝まとめてもう少し投稿しますー
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 24, 2016
オヤチュミミン♪ -
【13】のんちゃんと初めて会ったのは彼女の二回目のボイステストの時。アフレコブースには一緒に入らず、他のスタッフさま方と共に外から見守る。可愛いお声、空気感、コミカルさなどはすずさんにぴったりだけど、声だけの表現に戸惑い硬くなってらした。彼女がどうすればのびのびお芝居出来るか
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 25, 2016 -
【14】監督スタッフさまとのんちゃんの試行錯誤がしばらく続きました。広島弁に関しては、彼女の出身関西寄りのイントネーションになってしまっていたため修正が必要でしたが、まずは演技ベースを、とのことで様子見。段々方向性も固まり、ボイステスト終了間際、監督より思わぬお申し出が…
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 25, 2016 -
【15】『方言修正がてら、ガイドより本気めの演技ですずさんの台詞を読んでみてあげて下さい』とのこと。ブースに入り、あるシーンを読み上げ、広島弁のポイントをいくつか説明したところ、のんちゃんから笑顔がこぼれ何やら納得して頂けた様子。そのシーンを再度演じてもらったら、なんとびっくり
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 25, 2016 -
【16】とても自然で、広島弁も完璧なすずさんがそこにいました。大変失礼ながら、私はサリバン先生のような心持ちに笑。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 25, 2016
その後、のんちゃんのアフレコには事情が許す限りつきっきりでサポートさせて頂きました。すずさんへの監督の拘りは凄まじく、何日にも渡ってじっくりと収録されました。 -
【17】すずさんの膨大な台詞に素晴らしい集中力で向き合い、すごい早さで上達、表現の幅を広げていくのんちゃんに頭が下がりましたし、私自身の勉強にもなりました。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 25, 2016
何より、この作品に関わる皆さまの愛と熱意がいつも現場には溢れていて、アフレコに通う日々が本当に楽しく幸せでした。 -
【18】最後にサン役について。この年でお恥ずかしい話、こういう優しい穏やかなお母さん役というのを声でも実写でも舞台でもほぼ演じたことがなくて笑。広島弁はともかくそこが私にとって最大のチャレンジでした。でも逆に広島弁だからこそ、普段の生活感や年齢や思い出を投影出来たかもしれません。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 25, 2016 -
【19】あと、知らない土地に嫁いできたすずさんを迎え入れ色々教えつつ働いてもらい、時に助け合って共に生きるという構図がアフレコサポートさせて頂いた状況と重なり、勝手に巡り合わせを感じております笑。良いお役を頂き改めて感謝です。
— 新谷真弓 (@shintanimayumi) August 25, 2016
連投は以上です。お付き合いありがとうございました!
十郎(父):小山剛志さんのツイート クリックで開きます
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ついに今日発表されましたね!
— 小山剛志 (@_higetter_) August 24, 2016
アニメ映画『この世界の片隅に』の主役すず役に、のん〔能年玲奈〕さん!
私も、のんさん演じるすずのお父さん役で出演させてもらっております!
間違いなく素晴らしい作品になってるはずです!#この世界の片隅に https://t.co/RCw0qOCwoU -
『アリーテ姫』、『マイマイ新子と千年の魔法』、そして『この世界の片隅に』と、三作品全てにキャスティングしてくださった片渕監督には、もう何というか感謝の念しかございません。#この世界の片隅に https://t.co/KzrMdSwVs8
— 小山剛志 (@_higetter_) August 24, 2016
- 1.配役は片渕須直監督のTwitterより
- 2.配役は小山剛志さんのTwitterより