もったいぶるようですが、『この世界の片隅に』のキャスト発表は明日です。
お楽しみに。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

のんちゃん演じるすずさんの声も入った新予告編公開です。https://t.co/xlZX5f8yjW

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

すずさん＝のん
周作さん＝細谷佳正
哲さん＝小野大輔
すみちゃん＝潘めぐみ
　#この世界の片隅に

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

https://t.co/Q7GUnzrI48
片渕須直コメント　6年前「この世界の片隅に」をアニメーションにしようと思ってからずっと、すずさんの声を探していました。監督補の浦谷（千恵）さんと互いに誰がいいかを考えていたところ、2人とも同じ声を思い描いていました。ご縁に恵まれ…

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

ありがとうございます。僕らにとって一番望む声を手に入れることが出来ました。 https://t.co/qt7XBbzLMq

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

ちなみに、途中で作監松原秀典さんにも意見を聞いたら「『あまちゃん』の子といいんじゃないかなあ」。
そして、録音し終えた音声を聞いた松原さんは「パーフェクト！」

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

のんちゃん、というかレナちゃんは「別世界だなというのを痛感しました。体全部を使って演技をするときは、直接皮膚感を何も考えずに使えるのですけど、声だけでそれをすべて表現するのは難しくて、全然違うなと思いました」といいながら、たちまち勘所を押さえ込んでいって、さすがでした。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

でも、一番最初のマイクテストのときはすごく緊張してたみたいで、なんか体をほぐしてもらわなくちゃ、と思って、「岩手県北三陸市から来ました、海女のアキちゃんこと天野アキです」というのを振り付きでふたりでやりました。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

そこかからは、台本をただ読むのじゃなく、台詞のないところも含めて丸ごとすずさんになる、息づくようなすずさんを表現する、という目標を掲げて挑んで、それが「やっていくうちに絵に息を吹き込むというのが楽しくて」という言葉になっていって。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

コメントどりのとき広報の人が「今のは『命を吹き込む』という意味ですか？」と聞き返すから、「『息を吹き込む』で大丈夫」って横から口挟んじゃいました。それが録音の現場でやってきたことへの実感だったんだから。台詞がないところでもすずさんは大きく吐息したり、小さく声でうなずいたりしてる。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

ほんとに熱いお言葉ありがとうございます。がんばります。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

周作さんのお母さん（サンさん）＝新谷真弓

新谷さんの老け役というのもすごいはまってたんですが、広島出身の新谷さんは時間が許す限りのんちゃんの現場につきっきりで、広島弁コーチをしてくれてた。その新谷さんが声優としてののんちゃんに対して、
「すごいなー、毎回進歩してく」

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

ありがとうございます。みなさんのおかげです。
これが制作側がホントに欲した声です。
そして、演じ手が「わたしが絶対にすずさんになるんだ」としがみついてくれた声です。
実現できています。 https://t.co/gJRd4L9ljx

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

音楽コトリンゴさんです！ https://t.co/yMTh3qUMuP

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

いや、われわれはずっとそのイメージで当て描きしてきてたんですよ。片思いに終わらなくてよかったです。 https://t.co/qx5wx9awaG

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新谷さんには事前に全台詞を広島弁で吹きもんでもらいました。演技陣へのガイド用ということだったのですが、結果的に新谷さんは全キャラクターを演じて下さってます。その中でも、おおおお！と思わせられたのがサンさんとしての存在感だったのです。 https://t.co/f95z4kswTZ

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

「くれ↑」ですね！ https://t.co/FIlD6BEfTM

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

最初のマイクテストのときはスカートだったのだけど、全身で演じるのだ、と理解してからは現場ではほぼジーンズ。 https://t.co/7p3HSni6IH

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

ちなみに予告編で「くれー、くれー」といっている関根正明さんもちょっとだけ『あまちゃん』に出演されてます。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

りんさん＝岩井七世

岩井さんは録り終わった後ももっと演りたいです、もっと演りたいですといって下さって。 https://t.co/qYhwygQoim

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

のんちゃんに原作を送ったら、お手紙が帰ってきた。ずっと持ってる。思えば「すずさんを映像化するのは自分じゃなきゃいやだ」と思ってこうのさんにお手紙を書き、その手紙をこうのさんが大事に思ってくださって。のんちゃんも、すずさんはわたしじゃなくちゃいやだ、というくらい強い気持ちです、と。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

ふたりとも終わった後に「自分は誰を相手に演じてたんでしょう？」と。

とにかく、のんちゃんののんちゃんとしての再出発の時期が最後のギリギリに間に合った感じです。奇跡的とも感じます。 https://t.co/MfvZLEmhLg

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

ブラックラグーンの演技陣からも参加してもらってます。Uボートのアーベ艦長と、関西ヤクザの吉田です。 https://t.co/eHw2l5qBWe

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

それぞれが抱く理想的なすずさん相手に、ね。 https://t.co/5gOLTTsWkZ

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 23, 2016

配役決定したとき、ほんとに飛び上がってた、と聞きました。 https://t.co/ZISpd7M6y4

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

のんちゃんには、ほかの誰にも話さなかった作品解釈をたくさん話した。全部飲み込んで、理解して消化しようと頑張るのんちゃんから返るリアクションを受け止めるうちに、自分も作品理解がさらに進んでゆくのを感じた。だったらここはこうしようじゃないか、と仕事に反映することがいっぱい出来た。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

のんちゃんブログ更新

こんにちは。 : のん 公式ブログ https://t.co/khXq8Qf8cf

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

画面と合わせて録ってないので、残念ですが。 https://t.co/hPtE63gj7r

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

柔らかく、のどかで、はんなりした広島弁。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

あ、やっぱしか。27日土曜からと聞いてたんだけど、急遽撒巻き上げたのかと思ってしまった。 https://t.co/vZRdO4mHwh

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

「柔らかく、はんなりした広島弁」をテーマに設定したうちの広島弁担当・俳優の栩野幸知さんは『仁義なき戦い・頂上作戦』がデビュー作なんでして。
ちなみに、栩野さんは似顔絵が発破屋トー・チーとして『ブラックラグーン』にも出てます。 https://t.co/1VUiqGSqo3

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

径子さん＝尾身美詞
尾身さんは原作の大愛読者で、はじめは別の役のオーディションで来られたのですが、柔らかい話しぶりの方なのにふと思い立って「径子さんの台詞演ってみて下さい」とお願いしたら大命中。映像なしで演じてもらった台詞録音をあとで完成映像にはめてみたらタイミングまでぴったり。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

怒涛の一日が終わろうとしてる。
のんちゃんからは「蟻が十匹ですね」の言葉をもらいました。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

なんであんなに時代の感じや風景にこだわってきたかというと、すずさんが実在してるように感じたかったからなんです。その仕上げがのんちゃんの声を得ることでした。 https://t.co/HfnpOydnA8

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 24, 2016

なんでのんちゃんが演じたら嘘にならない、と信じたのだったか。

「そこのすずさんは台本には『はい』ってあるけど、『あ、はいっ』っていう感じがあると」
「『あ、はい』ですか」
「本人そういってるよね、いつも」
「あれ、そうですか？」
という会話自体がもうすずさんと話してるみたいで。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

けれど、のんちゃんはただ素のままマイク前に臨んでたわけではもちろんない。最初のマイクテストの日に尋ねてきた。まず知っておきたい、そこから始めて役作りを進めて行きたい。それは、すずさんという人格の、心理の底に根元的に横たわるもののことだ。そんなこと聞いて来た人はそれまでなかった。

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

朝日新聞デジタルで『この世界の片隅に』と主演の俳優のん（本名・能年玲奈）さんのことを取り上げてもらっています。https://t.co/WyI8owakWU

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

実はこの写真のフレームのちょっと外には、この笑顔に涙ぐんじゃってる僕がおったですよ。 pic.twitter.com/tvBkuAGAea

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

予告編で出る文字も、はじめの編集では「すず」だったのを「すずさん」に挿し替えてもらいました。大事なポイントです。 https://t.co/A0KymDB6vG

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

テレビのニュースになった。 https://t.co/MTv2t3AyDI

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

このコメントもらったあとでちょっとだけノンちゃんと話して、新子とすずさんの共通点と違いを共有し、あらためて『この世界の片隅に』ってなんなのかを照らす指標を再認識することができました。平たくいうと両作品は無関係ではないみたいです。 https://t.co/tnuC11AS7m

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

実は『この世界の片隅に』のキャストで一番早く決めになってたのは、 細谷佳正くんでした。TOYOTA 都市交通システム Ha：moコンセプト映像 「約束への道」を作った2012年秋、「え、広島出身なの？」とアフレコ時に周作にスカウト。https://t.co/ExPROuCEYg

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016

「この世界の片隅に」発表になりました！↓
「悲しくてやりきれない」は、アレンジをもう一度作り替えています。お楽しみに！

— コトリンゴ　kotringo (@kotringo) August 24, 2016

のんさんからいただいたサイン入りポスターと台本を、先ほどテアトル新宿に掲出させていただきました！テアトル新宿ではのんさんのコメント付き予告編が上映中です！ぜひ劇場でご覧ください♪#この世界の片隅に #のん #テアトル新宿 pic.twitter.com/rqN3YEX3kh

— 『この世界の片隅に』11/12（土）公開 (@konosekai_movie) August 24, 2016

【お詫び】先ほど「テアトル新宿でのんさんコメント付き予告編を上映中です！」とツイートしてしまいましたが、上映は8/27（土）から開始となります。勢い余ってフライングしてしまいました！大変失礼致しました！#この世界の片隅に　#のん　#テアトル新宿

— 『この世界の片隅に』11/12（土）公開 (@konosekai_movie) August 24, 2016

この上映のチラシには、のんちゃんのマイマイ新子を観た感想コメントが載ってます。 https://t.co/7SmG54VFhy

— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) August 25, 2016